工房紹介

大正の終わり頃、曾祖父・松蔵が長男・留蔵(二代当主)と共に自宅横に小さな工房を構えて、壷や徳利等を造り始めたのが「かねと窯」のはじまりです。
その後、昭和に入り戦中戦後の混乱期を耐え、昭和四十年頃に父・武が共同窯から離れ、自宅裏に登り窯を築き食器等の創作の傍、作家としても活動する様になりました。
さらに平成五年、今のこの土地に工房と窯を移転し、現在に至っております。
初代当主・松蔵より受け継がれてきた「信用」を旨とし、丁寧で誠実、そして創造的な作品、商品を生み出して行きます。

登り窯

登り窯は「蛇窯(へびがま)」とも呼ばれ、天井が低く奥に長いのが特徴です。
この窯に一度火を入れると、できあがるまでの数日間は休むことなく作業が続きます。

登り窯における焼成は、燃料である松の木の灰による「灰被り」と釉薬との融合により、鮮やかな窯変美を生み出します。

ガス窯

薪を燃料とする登り窯に対して、ガス窯はプロパンガスやプタンガスを燃料とし、素焼き・本焼きの両方で使用します。短時間で焼成でき、量産が可能となるのが特徴です。

釉掛けをしない「焼締め」の場合は、ガス窯ではなく登り窯により焼成します。



電動ロクロ

丹波は朝鮮文化の影響を受けていますので、回転が左まわりなのが特徴です。

現在の丹波焼はロクロ成形が中心なので、欠かすことのできない大切な道具です。